帰りはタクシーでも拾おうかと虎丘の、運河沿いじゃなくって道路の方の出口を出る。
と
蘇州四大庭園とかじゃないせいかしらね、上海からの日帰り旅行のルートには入ってないのかしら、庭園の入り口付近は出店も細々と言う風情。

その中に

焼き芋。
ドラム缶を改造した焼き器がなんとも良い感じですが。
昔、友達が知り合いの人から、上海だか北京だかに行ったら焼き芋を食べるべしと言われて・・・と言っていたのを思い出し、買ってみることに。
んで、ふと隣を見ると

なんかブドウっぽいんだけど、一回りくらい大きくて、外してあるのかな?房にはなっていない。
ついでに試してみよう。
んで、売ってるおばちゃんに10元分ちょうだいって意味で ipad に
10元
って書いて見せると
いやいや、って感じで指を二本出して見せてちょっと困った感じの反応。
さっきの焼き芋屋のおっちゃんも来て
十元札を二枚見せながら手を何かをすくうようなかたちにして見せて何か言っている。
これはひとすくいくらいの量で二十元なんだよ
と言ってるもよう。
え、ひとすくいで二十元(300円くらい)って高くない?
でもおじさんは自分の目を指さして一生懸命何か説明してて、どうやら目に特別な効能のある果物である感じ。
まぁいいです。
これまで見たことない果物だし、食べてみたいし。
買いまーす。
どんな味がするか楽しみだなぁ、と思いながら
焼き芋屋の気のいいおっちゃんにこれ撮っていい?ってカメラを焼き芋器に向けながら言ったら
わし、わしも撮って~
と

で
珍しい果物の売ってるとこもと思っておばちゃんに言うと
わたしも撮って~

インド
(過去記事)、イエメン
(過去記事)、ポルトガル
(過去記事)だけでなく
意外と中国にもいた、オレを撮ってくれピープル。
都会然とした上海の方々とは一味違う蘇州の人々であった。
あ、それで焼き芋はどうだったかと言うと、焼き芋って言うか焼きカボチャって感じでございました。
日本の外ではスイートポテトってカボチャみたいな味がするのがほとんどだから、真っ当と言えばそうかも。
ブドウみたいな果物は、ブドウらしいねっとりした甘さのないブドウって感じでございましたわ。
そしてタクシー拾って上海へ戻るべく駅へ。
ほ、ホームだだっ広っ!!!

列車長ーーーーーー!!!

だからスケールが違い過ぎるんだって!中国の駅!!
中華なシンガポールに住んでるんで、中国っぽい感じにはそんなに心動かされないんだけど、こう言うの見て違う国に来たー!ってしみじみ感じるわね。
帰りの和諧号の中。

行きとシートの様子が違いますが。
上海では、インフォメーションのおじさんにあそこでチケットを買えと言われて英語を話せる駅員のいる窓口に並んで買ったんだけど
窓口のお姉さんは取り付く島もない無愛想さで、一等席に乗りたいって言う間もなく普通席のチケットを買わされたんだけども
英語通じないし心配しながら並んだ蘇州の駅では、例によって ipad に
上海
一等
大人
小人と漢字で書いて自分とキッ子を指さして見せたら普通に買えた(^^;
そう言えば前に書いた、上海 - 蘇州間の和諧号チケット代59.90元って言うのは一等席のお値段でございました。
そんなワケで、旅行気分満喫させていただき、上海へ戻るのであった。