スウェーデン人の老若男女にとって、移動そのものが娯楽、と言う国際フェリー…
中には当然の様にサウナもございますし、
免税品店などが並ぶメインの通路にはきれいどころの弦楽四重奏がいたりとか。

あと甲板にはバーが設置されてたり、船内にはカラオケバーとかディスコとか色んなお楽しみ施設があります。
ウチは子供がおりますので夜は静かに過ごしましょう…
と思っていたら、トビ氏&トド子、
晩8時にはご就寝…
早っ!
私まだ眠くないですけど?!
船の案内パンフレットを見ると、8時半から「グランド・オープニング」なる出し物があるらしい。
どうも船内にはステージがあって、乗客のダンスコンテスト?みたいなのがあったりするようで、そこのオープニングイベントみたいです。
グランドオープニングはフランスのキャバレーを模した出し物をするんだって。
見に行ってみようかなー。
お一人様ですので後ろのカウンターにひとり座ります。
始まりましたよ…

船の出し物って事で期待はしてませんでしたが…
ゆる~~~~ ゆる~い感じで歌と踊りが繰り広げられます…
そう、何かこれまでいい様に書いて来てしまっておりましたが、基本この船って
場末の温泉風 なんですよね。雰囲気が。
ああ、このゆるさ…
あれを思い出すな…
いや、これほど笑える訳でもないし…
うーん
と思いながら座っていたところに、
右側に男が座った気配。
他にも空いてる席はありますが?
…都会で暮らして得た知恵。
おかしいと思ったら振り向かない。
変な事に巻き込まれないには、何か変だと思ったら目を合わさない事です!
しかし、男は無粋にもこちらの顔をのぞき込みながら
はろ~ だって。
見ないけど、目の端に浮かぶシルエットで何となく男が
アル・ヤンコビッチに似ている。
アル・ヤンコビッチのクセにあたくしに話しかけてんじゃないぞ!!
無視!
聞こえないフリ ほほほ、ごめんなさい、わたくしそんなにスウィートじゃございませんの(^m^
どうせ北欧のキツい女性たちに慣れてるでしょうから、そのくらいいいよねー?
…と、堂々と前を向いて座っていると、
今度は
左に男が座った気配!
ぞわぞわしながら座っていると案の定
こちらの顔をのぞき込みながら
やーぱん? ドイツもスウェーデンも「J」の音をヤ行で発音します。
あの辺の他の国もそうなのかも。
「日本人か?」と聞いているのでしょう。
英語もしゃべれんくせに話しかけて来てんじゃないぞーーー!!
しかも視界の端に写るシルエットから判断するに、グリズリーみたいなもっさい外見でーーー。
って言うか、たとえヨンさまであってもトム・クルーズであっても(例えがオバサンくさいのはしょうがないとお思いください)、わたくしバーみたいなとこで声かけてくる男なんて相手にしませんからっ!
もちろん
無視!
聞こえないフリ ちなみに以前トビ氏に「夏至祭ってスウェーデンではどうやって祝うの?」と聞いたところ
「彼らは飲んで騒いで…近所の奥さんと寝る。ははは…。」
だって。
私の好きなヤマザキマリ氏の「モーレツ!イタリア家族」と言うマンガにも、自宅のパーティーで招待客の夫婦でないおじさんおばさん同士が…!と言う場面がありましたが、ヨーロッパ人には酔った勢いで…ってありがちな感じなのでしょうか(--
あたくしそんなにお安くなくってよーーーーーー!!!(-■"- ああーやっとれんな。
ここって女が一人でゆっくりしてはいけないところなのか?
さっさと部屋に戻って寝た方がよっぽどいいわっ。
と言う訳で戻って寝ました 三3
そして起きると…

ヘルシンキの港。
この船はたいてい早朝着いてしまう夜行列車と違って朝もゆっくり、9時過ぎに到着なのがうれしいです。
ヘルシンキの船着場の入り口

…ヘルシンキにはそんなにローラースケートでウロウロしている人が多いのでしょうか。
国際フェリーに乗る時でさえ!
…
わたしたち、一体どんな国に来たと言うのでしょうか…?