そんな訳で、ミャンマーでは点と点を結ぶ旅をする事にした私。
トビちゃんは元より6週間で東南アジア全部の国を周ろうと言う主要観光地メインの旅の予定だったし、次の目的地のインレー湖、またまた一緒に行く事に。
つくづく、二人の縁はミャンマーによって結ばれた様な気がしますね。
大使館で出会って、お互い何だかんだ予定を変えつつ一緒に旅する事になってるんです。
しかし、まだこの時もその後恋愛に発展するとは、私は思っていなかったんです。
だってトビちゃんは、目が合えばさっとそらすし、微妙な距離の取り方にむしろ
『私は嫌われているのか…?』
と思う事もしばしば。
でもその割に一緒について来るんだよね…。
インレー湖は、まず観光への拠点となる町 ニャウンシュエ まで行き、滞在。
そこからボートをチャーターして周る事になる。
さて、『国営のものしかない』と地元の人にとてもとても残念そうに気の毒そうに言われたニャンウー発・ニャウンシュエ行きのバス。
乗ってみてその訳をしみじみ納得する事になる。
普通、ミャンマーの長距離バスは大体日本の観光バスのお古だ。
20年は行ってそうなくらい古いけど、シートが別珍で天井からシャンデリアとかぶら下がっていたりして、ちょっと子供時代の遠足を思い出して懐かしい。
しかし今度の国営バスは今まで見たことのない様な型で、小さく、内装はパイプがむき出しだったりかなり質素。
多分昔どこかの共産国で製造されたものでしょう。
私達はベンチシートになった最後部座席に乗ったのだが、座席は
幅の狭い木の板にビニールを貼ったもの
で、木とビニールの間には一応スポンジは入れてあるんだけどとっくにへたっていて、板に直に座っているのと同じ。
ミャンマーの都市を結ぶ道路の状況は最悪で、ミャンマーの人はこの世の中に高速道路やトンネルと言うものがある事を知らないだろう。
山岳地帯の舗装されている様ないない様な砂埃の舞うデコボコ道を
とぼとぼ…
と言う感じでバスは進む。
急な山道では多分カブの方が早いです。
しかも座っていた座席の板はちゃんと固定されてなくて、道路がデコボコで振動が激しいので
ずんっ
ずんっ
ずんっ
と前にずれて来る
…これはもう〜

と思ったところで、後部座席に座っている我々2人と知らないミャンマー人2人で
顔を見合わせ…
無言でうなずき合い…
一斉にお尻を上げて…
板を元の位置に戻す。
と言うのを繰り返す状況で
14時間。
ニャンウーからインレー湖観光への拠点となる町ニャウンシュエまでは、忘れたけど200kmかった気がする。日本なら平らな高速道路で2、3時間と言うところですね
こんなバスです。
すれ違った馬車の方が早いかもしれん…