アップルサイダーを飲みつつ、料理を注文した。
が、私はちょうどつわりの時期。
私のつわりは性質が悪くって、毎日毎日食べられるものと食べられないものが変化していた。
そして実物を目の前にしないと食べられるのかどうかが分からないと言うどつきたくなる様なつわりであった。
なので、頼んだ料理が全部食べられなかった…
注文する前にトビちゃんに「全部食べられそう?」と聞かれてはいた。
もちろん全部食べられなかったらおっさんの怒りを買う事は想像はつく。
しかしここでは一皿を二人でシェアする事はご法度…。
どないせぇっちゅうんじゃーーーー!!なんで金払って飲み食いする客が
こんなに気を使わにゃならんのだぁぁぁっ!! と言う不条理。
おっさんはビールを頼まなかったのが気に入らなかったのか、その後はトビちゃんにはドイツ語のみで話し掛けていた。
そして追い討ちを掛ける様に料理の食べ残し…。
ああ、私たち、一体どうなっちゃうの〜
と振るえおののいていたけど、おっさん、私の皿を見てまたトビちゃんにぶつぶつドイツ語で何か言ってたけど、最後去り際は握手を求めて来た。
おっさん、自分が態度悪いって分かってんのね、きっと。
なら直せばいいのにー。
帰り際、トビちゃんによると「今日はまだ機嫌が良かったよ」と言う、どうやらこれでもラッキーな日の様だった伝説のドイツバーであった。